「丸竹夷に押御池」歌詞全文と覚え方!京都通り名数え歌の謎を徹底解説

「丸竹夷に押御池」歌詞全文と覚え方!京都通り名数え歌の謎を徹底解説

「丸竹夷に押御池」歌詞全文と覚え方!京都通り名数え歌の謎を徹底解説に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

ネット上の情報やSNSの投稿では、「丸竹夷は京都中どこでも一言一句同じ歌詞で歌われている」と思われがちですが、これは明確な誤解です。丸竹夷由来歴史を深掘りすると、時代や居住地域(上京・中京・下京)によって歌詞に明確なバリエーションが存在することが分かります。

代表的な誤解と知られざる事実として、以下の3点が挙げられます。

  • 「ちゃらちゃら」の正体:歌詞中盤に登場する「せきだ ちゃらちゃら うおのたな」の「ちゃらちゃら」とは、現在の鍵屋町通(あるいは銭屋町通)を指しています。江戸時代、貨幣を鋳造する職人街や両替商が多く、小銭がチャラチャラと鳴る音に由来するという説が民俗学的に有力です。
  • 消滅・改称された通り名:「雪駄屋町(せったやちょう)」は現在の楊梅通(ようばいどおり)、「魚棚(うおのたな)」は現在の六条通の一部に吸収・改称されています。明治以降の都市再編によって通りの呼称が変わっても、数え歌の中には江戸期の生きた地名がそのまま保存されています。
  • 結びの歌詞の地域差:九条以降の結びには「九条のおりょうで とどめさす(東寺の九条通りで終わる)」のほか、「十条東寺でおしまいや」「九条すぎたら東寺道」など、歌う家筋や洛南・洛中の違いによって複数のエンディングが存在します。
阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。