日本中が抱いた最大の疑問は、すすきの殺人事件 なぜ起きたのかという犯行の根底にある動機です。捜査関係者の供述調書や法廷で明かされた証言によると、田村瑠奈 動機の直接的な引き金は2023年5月下旬のトラブルにありました。
瑠奈被告はクラブで知り合った被害者とホテルに入室した際、合意のない性的行為を受け、スマートフォンで動画を撮影されたと主張。帰宅後に激しい精神的パニックと怒りを両親に訴えました。父親の修被告が介入して被害者男性と直接会い、「二度と娘に接触しない」「連絡先を消去する」という合意を取り付けたものの、その後再び同じクラブで被害者と居合わせたことで、瑠奈被告の被害感情と報復心は決定的な臨界点を超えたとされています。
事件の特異性から、検察側は2023年8月から約半年間にわたる鑑定留置を実施しました。焦点となったすすきの事件 精神鑑定 結果において、精神科医による鑑定チームは「複数のパーソナリティ傾向や解離性の訴えは認められるものの、計画的な凶器の選定、現場での証拠隠滅工作、事後行動の整合性から、善悪の判断能力や行動制御能力を完全に失っていたとは言えない」と結論付けました。札幌地検は2024年3月、親子3人の刑事責任能力を肯定し、殺人罪や死体損壊幇助罪などで起訴に踏み切りました。
法廷で瑠奈被告側は「シンシア」など別の人格が存在するかのような言動や記憶の混濁を主張する場面もありましたが、捜査段階で購入された防刃手袋やノコギリ、入念な逃走経路の選定など、冷徹な客観的証拠が犯行の極めて高い計画性を裏付けています。