ネット上の掲示板やSNSでは、アイドルのスタイルに対して批判的な視線が向けられるケースも少なくありません。しかし、きゃりーぱみゅぱみゅに関しては「嫌味がない」「オープンで好感が持てる」というポジティブな評価が圧倒的多数を占めています。
その背景にあるのが、自身の身体トラブルやコンディションを包み隠さず言語化するユーモアです。代表的な例として挙げられるのが、2014年3月14日に投じられた次のポストです。
「おっぱいに絆創膏を貼っている。なぜならかぶれたからだ。」
このわずか29文字の告白は、当時数千件のリツイートを記録しました。女性アイドルやポップスターが神格化されがちな芸能界において、皮膚のかぶれという泥臭い日常トラブルを堂々と発信する親しみやすさは、彼女独自のパーソナリティを確立させました。スタイルを「男性向けの武器」として消費させるのではなく、「自分自身の愛すべき身体」としてオープンに語る姿勢こそが、同性層からの熱狂的な支持を盤石にしたといえます。