鶏刺し食中毒から突然の麻痺?ギラン・バレー症候群の原因と回復の全真相

鶏刺し食中毒から突然の麻痺?ギラン・バレー症候群の原因と回復の全真相

鶏刺し食中毒から突然の麻痺?ギラン・バレー症候群の原因と回復の全真相の重要なポイントについて、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

Q1:鶏肉を食べて下痢になった場合、必ずギラン・バレー症候群を発症しますか?
A1:必ず発症するわけではありません。カンピロバクターに感染した人のうち、ギラン・バレー症候群を発症するのは約0.1%(1000人に1人程度)とされています。ただし、食中毒が治ってから数週間後に手足のしびれや脱力感が出た場合は、速やかに神経内科を受診してください。

Q2:ギラン・バレー症候群は他人にうつる感染症ですか?
A2:他人に感染することはありません。原因となったカンピロバクター菌自体は糞便などを介して経口感染することがありますが、ギラン・バレー症候群そのものは自己免疫反応の異常によって引き起こされる非感染性の神経疾患です。

Q3:新鮮な「朝引き鶏」や高級地鶏の刺身であれば食べても安全ですか?
A3:鮮度と安全性は無関係です。カンピロバクターは健康な鶏の腸管内に常在しており、どれほど衛生的な解体処理を行っても肉の表面へ微量に付着するリスクをゼロにはできません。「新鮮=菌がいない」という認識は危険であり、加熱して食べるのが鉄則です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。