トラブルを完全に防ぎ、隙間ガードの防汚性能を最大限に引き出すためには、プロの施工手順を守ることが不可欠です。
装着前の「完全脱脂」が成否の8割を決める
取り付け前の下処理を怠ると、どんな高品質なガードも密着しません。
- 隙間汚れの掻き出し:爪楊枝や付属のスクレーパーにキッチンペーパーを巻き、隙間に溜まった既存の油汚れやホコリを完全に掻き出します。
- 無水エタノールによる脱脂:中性洗剤で拭いただけでは油膜が残ります。無水エタノールやアルコール除菌スプレーを布に染み込ませ、天板とコンロの境界を念入りに脱脂・乾燥させます。
【施工の極意】引っ張らず、添えるように押し込む
シリコンやテープを貼る際、絶対にテンションをかけて引っ張らないことが鉄則です。引っ張った状態で押し込むと、ゴムの自己収縮によって数日〜数週間で角から浮きが生じます。角(コーナー)部分は緩みを持たせながら、スクレーパーや指の腹を使って垂直に軽く押し込んでいきます。一周回って始点と重なる部分は、2〜3mm程度長めにカットして突き合わせることで隙間を完全に塞ぎます。
外し方と理想の交換頻度
IH隙間ガードの推奨交換頻度は「2〜3ヶ月」、最長でも半年に1回です。「汚れていないから」と1年以上放置することが最大の失敗原因になります。
取り外す際は、端からゆっくりと斜め45度の角度で引き上げます。もし粘着剤が固着して残ってしまった場合は、ドライヤーの温風で軽く温めて粘着力を弱めるか、シール剥がし剤・中性洗剤を含ませたラップでパックしてから拭き取ると、天板を傷つけずに除去できます。