ニュースや公式文書で最も頻繁に登場する基準値が「世界の国の数193」と「世界の国の数196」という2つの数字です。この3カ国の差はどこから生じているのか、外務省の公表資料および国際連合(国連)の公式記録から論理的に紐解きます。
国際連合の加盟国ベースで集計した場合、最新の国連加盟国一覧に名を連ねる主権国家は193カ国です。2011年7月に南スーダン共和国が加盟して以来、加盟国総数の数値自体は維持されています。国連加盟は国際社会において最も広く通用する主権国家としての証明書といえます。
一方、日本の外務省 世界の国数の公式見解を見ると、日本が承認している国(195カ国)に日本自身を加えた合計196カ国を「世界の国の数」として案内しています。この内訳の差分となっているのが、国連には未加盟であるものの日本が主権国家として承認している「バチカン市国」「コソボ共和国」「クック諸島」「ニウエ」の4地域であり、逆に日本が国家承認を行っていない「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)」は国連加盟国(193カ国中)に含まれるため、計算上プラスマイナスされて196カ国という結論に至ります。