明治大学野球部の一員となるためのハードルは極めて高く設定されています。例年秋に発表される明治大学野球部の推薦合格者には、全国高校野球選手権(甲子園)で名を馳せたトップクラスのエースや中軸打者がずらりと並びます。明治大学野球部のセレクションは単なる技術テストにとどまらず、高校時代の学業成績、人間性、将来性を含めた厳正な審査が行われます。
しかし、全国から集まったエリートたちを待ち受けているのは、さらに過酷な学内サバイバルです。部員総数が100名を超える中で、東京六大学リーグ戦のベンチに入れるのはわずか25名前後、明治大学野球部のスタメンとして神宮の打席に立てるのは9名に限られます。
高校時代にエースで4番を務めた選手であっても、入部直後はボール拾いやスタンドからの応援に回るケースは珍しくありません。この厳しい現実を前に腐ることなく、自らの役割を見出して地道なトレーニングを継続できる選手だけが、熾烈な競争を勝ち抜いて明治大学野球部のメンバー表に名を連ねることになります。