妊娠初期の経過を正しく把握するために、妊娠5週から妊娠12週以降にかけての胎児の大きさ(CRL)、流産リスクの推移、および医学的な状態を一覧表で整理しました。
ネット上では「12週の壁」という言葉も存在しますが、両者の役割には明確な違いがあります。「9週の壁」が赤ちゃんの生命力そのもの(染色体異常による初期淘汰の山を越えること)を意味するのに対し、「12週の壁」は母体と胎児をつなぐ胎盤が完成に近づき、妊娠初期から中期への移行(早期流産から後期流産へのリスク低減)を意味します。したがって、9週の壁をクリアすることは、妊娠全期間を通じてもっとも険しい急勾配を抜けたことを意味しているのです。