Q1:性欲が強くて毎日自慰行為をするだけでも、セックス依存症と診断されますか?
A1:単に頻度が高いだけでは診断されません。性行動が本人の意思でコントロールできており、仕事や対人関係、学業に一切の支障がなく、罪悪感や苦痛を伴っていないのであれば健康な範囲です。問題となるのは、「止めたいのに生活や健康を犠牲にしてまでやめられない」「不快な感情を打ち消すために強迫的に行っている」という機能不全があるかどうかです。
Q2:受診したいのですが、何科に行けばいいですか?また、周囲にバレませんか?
A2:依存症治療を掲げている精神科または心療内科を受診してください。一般の精神科では性依存症への対応に不慣れな場合もあるため、事前にウェブサイト等でアディクション治療の実績を確認するか、各都道府県の「精神保健福祉センター」へ匿名で相談し、適切な医療機関の紹介を受けることを強く推奨します。医療従事者には厳格な守秘義務があるため、本人の同意なく家族や職場に知られることはありません。
Q3:夫(妻)が性依存症かもしれません。本人が病院に行きたがらない場合はどうすればよいですか?
A3:無理やり連れて行こうと感情的に責め立てると、相手は防衛的になり嘘を重ねるようになります。まずはパートナーであるあなた自身が、精神保健福祉センターや依存症専門の相談窓口、あるいは家族向けの自助グループ(S-Anonなど)に相談してください。専門家のアドバイスを受けながら、適切な距離感と明確な境界線(受診しなければ別居するなど)を提示し、本人が自発的に支援を求める環境を整えることが重要です。