現在のさいか屋藤沢店を訪れると、かつての「敷居の高い伝統百貨店」から「日常使いとハレの日の需要が同居する高密度商業施設」へと変貌を遂げた姿が確認できます。地下から最上階まで、明確なターゲット層を設定したフロア構成が敷かれています。
売場ごとの主要構成と見どころは以下の通りです。
- 地下1階(デパ地下・食品フロア):伝統の銘店和洋菓子コーナーに加え、生鮮三品(精肉・鮮魚・青果)の専門店が充実。さらに高品質スーパー「成城石井」が安定した集客を牽引し、定期的に開催される全国物産展や催事イベントは連日多くの買い物客で賑わいます。
- 1階〜3階(ファッション・コスメ・ライフスタイル):百貨店ならではの上質な化粧品カウンターや婦人服・雑貨を残しつつ、デイリーユースに対応する雑貨店や生活提案型ショップを配置。
- 4階〜6階(大型家電・インテリア・趣味):家電量販店「ヤマダデンキ LABI藤沢」やインテリア雑貨「ニトリ デコホーム」、手芸の「ユザワヤ」、アウトドア用品「好日山荘」など、広域集客力を持つ有力専門店がフロアを構成。
- 7階〜8階(レストラン街・フィットネス・サービス):地元で愛される和洋中の飲食店が並ぶレストランフロアに加え、本格的トレーニングが可能な「ゴールドジム」や各種カルチャー教室が稼働。
従来の百貨店顧客であるシニア層の支持を保ちつつ、若年ファミリー層やフィットネス利用者を日常的に呼び込む導線設計が施されています。