農業資材専門店に足を運べば、専用の雨よけセットは数千円から1万円を超えることも珍しくない。しかし、株式会社大創産業(ダイソー)や株式会社セリアの店頭を注意深く観察すると、まったく同じ機能を持つ代替品が整然と並んでいる。
自作に必要な基本パーツは驚くほどシンプルだ。骨組みには180cm前後の園芸用クロス支柱やアーチ支柱、屋根部分には透明度の高い厚手透明テーブルクロスシートや多目的農業用ビニール、固定には結束バンドと園芸用パッカーを用意する。費用は1株あたり数百円程度に収まる計算だ。
組み立ての工程も迷う余地がない。プランターや畝の四隅に支柱を深く差し込み、上部をアーチ状に交差させて骨組みを作る。その上に透明シートをピンと張り、風で煽られないようパッカーと結束バンドで要所を締め上げる。ポイントは側面を完全に塞がず、アーチの屋根だけを覆って風通しを確保する「開放型トンネル」に仕上げることだ。