菓子屋横丁の最大の魅力は、どこか懐かしくも職人技が光る多彩な甘味と軽食です。石畳の通りに並ぶ店舗から漂う甘い香りに誘われ、散策しながら楽しめる名物グルメを厳選して紹介します。
1. 松陸製菓の「日本一長いふ菓子(大黒棒)」
菓子屋横丁を象徴する圧倒的な存在感を誇るのが、創業寛政8年(1796年)の老舗「松陸製菓」が手掛ける約95cmの特大ふ菓子です。沖縄県産黒糖を1本1本職人が手作業で丁寧に塗り重ねており、外側はカリッと香ばしく中はふんわりととろけるような軽やかな口溶けが特徴です。見た目のインパクトから写真映え抜群で、横丁を歩く観光客の手元で必ず見かける大定番となっています。
2. 菓匠右門の蒸したて「いも恋」
川越名物として不動の人気を誇る「いも恋」は、輪切りのさつま芋と北海道産つぶ餡をもっちりとした山芋と餅粉の生地で包み、店頭の蒸籠(せいろ)で蒸し上げた逸品です。蒸したてアツアツをその場で頬張ると、さつま芋本来の素朴な甘みと餡のコク、塩気のあるモチモチ生地が絶妙なハーモニーを奏でます。
3. 吉祥の「紫芋・さつま芋ソフトクリーム」&芋チップス
川越特産のさつま芋を贅沢に使用した濃厚なソフトクリームは、散策の途中で立ち寄りたい定番スイーツです。紫芋とバニラのミックスは色鮮やかで、横丁のレトロな街並みを背景にした撮影にも適しています。パリパリとした食感がクセになる極薄の芋チップスも手軽につまめる人気商品です。
4. 老舗駄菓子屋の手作りハッカ飴・手飴細工
「かおり風景100選」(環境省)にも選定されている菓子屋横丁の原点ともいえるのが、手作りの飴菓子です。昔ながらの製法で作られるハッカ飴、ニッキ飴、色鮮やかな組み飴(金太郎飴)は、どこか懐かしい優しい甘さが口いっぱいに広がります。小分け包装されているものも多く、お土産としても重宝します。
5. 焼きたての香ばしさが漂う醤油だんご
横丁の角を曲がると食欲をそそる香ばしい醤油の香りが漂います。注文を受けてから炭火や鉄板で一本ずつじっくり焼き上げる団子は、表面の焦げ目のカリッとした歯ごたえと中のもっちり感が格別です。甘いスイーツの合間に挟む軽食として高い支持を集めています。