ぺこぱ「時を戻そう」はなぜ生まれた?否定しないツッコミ誕生の真相を徹底解説

ぺこぱ「時を戻そう」はなぜ生まれた?否定しないツッコミ誕生の真相を徹底解説

ぺこぱ「時を戻そう」はなぜ生まれた?否定しないツッコミ誕生の真相を徹底解説とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

大ブレイクを果たした一方で、ネット上や一部のお笑いファンの間では「否定しないツッコミはワンパターンですぐ飽きられるのではないか」「いい人というパブリックイメージに縛られて自滅するのではないか」という懸念が囁かれた時期がありました。

事実、2021年頃のバラエティ番組では、何を振られても「それも悪くないだろう」と肯定で返さざるを得ず、松陰寺自身がリアクションに窮する場面が散見されました。しかし、ぺこぱの真骨頂はその限界を自覚したあとのセルフ脱皮の早さにありました。

彼らは漫才のネタ一覧を刷新し、2022年以降は以下のような構造改革を断行しています。

  1. ハイブリッド型ツッコミの導入:全肯定一辺倒を捨て、理不尽な状況には「それは普通にお前が悪い!」とストレートにツッコむメリハリを確立。
  2. シュウペイのキャラクター解放:当初はポーズと明るいボケに徹していたシュウペイが、天然かつ辛辣な本音を放つ自由奔放な立ち位置へと進化。
  3. 松陰寺の素顔(松井勇太)の露出:紫のスーツと派手なメイクの記号性を適度に残しつつ、ワイドショーやニュース番組では地に足のついた論理的な発言を行うコメンテーターとしての顔を確立。

かつての「時を戻そう」という様式美に寄りかかることなく、自らその枠組みを解体したことで、彼らは「一発屋」のジンクスを軽々と乗り越えました。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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