ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「一度に2連を同時に開けるべきか、1つずつ開けるべきか」という議論が頻繁に交わされています。「同時に開けると痛みが倍増する」「腫れがひどくなる」といった言説がありますが、形成外科医の見解は異なります。
間隔と角度の完璧なバランスを求めるのであれば、「同日・同時のマーキングとピアッシング」が合理的です。日を空けて開けると、1つ目のホールの腫れが引く過程で皮膚のテンションが変わり、後から開けたホールの位置が微妙にズレてしまうリスクがあるためです。同日に開ければ、初めから2つのキャッチの干渉度合いを確認しながら正確な位置決めができます。
また、ファーストピアスの軸の太さ(ゲージ数)に関する誤解も根強く存在します。「耳たぶだから細い20G(約0.8mm)で十分」と考えがちですが、安定したホールを早期に完成させるには、適度な太さを持つ16G(約1.2mm)〜18G(約1.0mm)の医療用チタンまたはサージカルステンレス製を選ぶことが、将来的なホールの縮小やトラブルを防ぐ重要なポイントです。