Q1:裁縫初心者ですが、襟ぐり(首回り)が波打って伸びてしまいます。防ぐ方法はありますか?
A1:首回りの布端はバイアス(斜め方向)に裁断されるため、引っ張ると容易に伸びてしまいます。裁断直後に、縫い代の内側(端から0.5cmの位置)にミシンで「伸び止めステッチ(捨てミシン)」を一周かけておくことで、布の伸びを物理的に防止できます。また、アイロンをかける際は擦らずに「上から垂直に押さえて離す」を徹底してください。
Q2:リネン生地を買ってきたら、本当に水通しは必須なのでしょうか?
A2:必須です。天然麻は最初の洗濯で縦方向に3〜7%程度縮む性質を持っています。水通しをせずに仕立ててしまうと、最初の洗濯で着丈が数センチ短くなり、全体のシルエットが歪む原因になります。たっぷりの水に1〜2時間浸し、脱水機はかけずに軽く水気を切って陰干しし、生乾きの状態でアイロンをかけて地直しを完了させてください。
Q3:型紙なしで作る場合、布の用尺(必要な長さ)はどのように計算すればよいですか?
A3:布幅が110cm以上の一般的な普通幅生地であれば、「希望する着丈 × 2 + 20cm」が基本的な計算式となります。例えば着丈110cmのロングワンピースを作る場合、110cm × 2 = 220cmに、裾や肩の縫い代分20cmを加えた「2.4m(240cm)」を購入すれば、前後身頃と見返し布を十分に切り出すことができます。