大人が未成年と付き合うのは違法?逮捕リスクと合法の境界線【2026】

大人が未成年と付き合うのは違法?逮捕リスクと合法の境界線【2026】

大人が未成年と付き合うのは違法?逮捕リスクと合法の境界線【2026】について徹底解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

ネット上の情報空間には、法的根拠を欠いた危険な俗説が氾濫しています。大人が未成年と付き合う上で、絶対に信じてはならない2つの大きな誤解を是正します。

誤解1:「相手の親が公認していれば逮捕されない」という嘘

「相手の親に挨拶して交際を認めてもらっているから、性行為や宿泊も問題ない」と思い込んでいる人が少なくありません。確かに、親の同意があれば未成年者略取誘拐罪(刑法224条)に問われるリスクは実質的に排除されます。しかし、青少年健全育成条例の淫行処罰規定は、保護者が承諾していても免責されません。

条例が守ろうとしている法益は「青少年自身の心身の健全な育成」という社会的利益であり、親の所有権ではありません。親が容認していようと、関係が破局した際の後追いトラブルや第三者の通報によって警察が認知すれば、条例違反として摘発される法理上のリスクは残存します。

誤解2:「本人が18歳以上と言っていたから過失である」という言い訳

マッチングアプリやSNSを通じて知り合ったケースで頻発するのが、相手が年齢を偽っていたパターンです。「プロフィールの年齢を信じていた」「本人から大学生だと聞かされていた」という主張は、警察や検察の取り調べにおいて容易には通用しません。

最高裁判所の判例上、「未成年かもしれない」という未必の故意(微かな疑念)があれば過失ではなく故意犯として処罰対象になります。相手の風貌、持ち物、日常の行動様式(定期テストや学校の話題など)から、客観的に未成年である可能性を疑う余地があったと判断されれば、身分証を確認していなかった側の過失は重く断罪されます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。