ネット上の口コミやオーナーコミュニティを徹底リサーチすると、後部座席を巡る生々しい家庭内トラブルや切実な体験談が数多く浮かび上がってきます。
「家族でキャンプに行くために念願の200系を購入したが、最初の旅行で妻から『二度と後ろに乗りたくない』と宣告された」「小学生の子供が段差のたびに『お尻が浮いてアトラクションみたいで怖い』と泣き出した」という声は氷山の一角に過ぎません。特に商用ユースに特化したDXグレードの場合、背もたれが直立した薄いベンチシートであり、ヘッドレストすら標準装備されていない年式も多く、長距離移動はまさに苦行そのものと評されています。
一方で、上級グレードの「スーパーGL」や特別仕様車「ダークプライム2」を選んだユーザーの間でも不満は尽きません。ファブリック張りでクッション性はDXより向上しているものの、純正状態ではリクライニングの角度が浅く、後方へ大きく倒してくつろぐことができません。また、前席シートバックとのクリアランスがタイトであり、「大人が座ると膝が前席に当たり、長時間のドライブでは足が痺れる」という不満が日常的に聞かれます。こうした現場の声が示す通り、ハイエースの後部座席は「納車された吊るしの状態では快適に乗れない」というのが業界関係者の一致した共通認識です。