セクシャリティを捉える上で欠かせないのが、SOGI(Sexual Orientation & Gender Identity)というフレームワークです。SOGI診断無料ツールを活用することで、自分自身を以下の4要素に分解して捉えることができます。
・身体の性(Sex assigned at birth):出生時に身体的特徴によって割り当てられた性別
・心の性/性自認(Gender Identity):自分自身をどの性別だと認識しているか
・好きになる性/性的指向(Sexual Orientation):どのような性別の人に対して恋愛感情や性的魅力を感じるか
・表現する性/性表現(Gender Expression):服装や言葉遣い、振る舞いを通じて外側に表出する性
これらの要素は一人ひとり独立しています。例えば「性自認は男性だが、性表現は中性的を好み、恋愛対象は性別にこだわらない」というあり方も自然な形です。
診断を通じて出会う代表的なアイデンティティには、次のようなものがあります。
【クエスチョニング】
自身の性自認や性的指向が定まっていない、あるいは意図的に決めていない状態。クエスチョニング診断は、迷っている状態そのものを肯定的に受け止めるための助けになります。
【アセクシャル/アロマンティック】
他者に対して性的な惹かれを経験しない(アセクシャル)、または恋愛感情を抱かない(アロマンティック)。アセクシャル診断では、「人を好きになれない自分はおかしいのではないか」という孤独感を解消するきっかけが得られます。
【ノンバイナリー/Xジェンダー】
男女という二元論の枠組みに当てはまらない性自認。ノンバイナリー診断テストでは、中性、両性、無性など、より柔軟な心のあり方を確認できます。
【パンセクシャル】
相手の性別に囚われず、すべての人を恋愛対象とする全性愛。バイセクシャルが「男性も女性も好きになる」ニュアンスを含むのに対し、パンセクシャルの特徴は「性別という条件そのものを意識しない」点にあります。