芸能界において、夫婦のトラブルが報じられた後に元の鞘に収まり、さらに強固な絆を築き上げる例は極めて稀だ。多くは冷戦状態が続くか、静かに破局を選ぶ。太川・藤吉夫妻がそれを回避できた最大の理由は、太川の「許す覚悟」と藤吉の「真摯な反省」にあった。
人は過ちを犯す生き物であるという前提に立ち、相手を断罪するのではなく包み込む道を選んだ太川。その器の大きさに応えるように、藤吉も家庭と仕事に真摯に向き合ってきた。雨降って地固まるという言葉があるが、ふたりが築いた地盤は、以前よりもはるかに強固なものとなっている。