カットが完成した後のクオリティを左右するのが日々のスタイリングです。ワイドバングは生え癖や寝癖の影響を受けやすいため、ベースとなるブローの手順が仕上がりを決定づけます。
スタイリングを始める前には、前髪の根元を水で濡らし、左右に振るようにコームで梳かしながらドライヤーの風を上から当てます。こうして生え癖をリセットした後に、ストレートアイロンを投入します。このときの温度は140〜160度程度の低温に設定し、前髪全体を挟んで手首を返さず、スーッと前に抜くように熱を通すのがコツです。強く巻き込みすぎるとバブル時代のような不自然なカーブがついてしまうため注意してください。
仕上げには、少量のヘアバームまたは軽めのヘアオイルを手のひらに伸ばし、前髪の「毛先」にだけ内側から指を通します。根元に油分をつけないことで、夕方になってもベタつかず、洗練された束感とツヤを一日中キープできます。