家庭学習の現場で、親の関わり方が子どものモチベーションを大きく左右する。つい口にしてしまいがちな「なんでこんな簡単な字が書けないの?」「もっとキレイに書きなさい!」という否定的な言葉は、子どもの自己効力感を著しく低下させる。
文字の美しさばかりを追求して細部を何度も消しゴムで消させると、子どもは書くこと自体への恐怖心を抱くようになる。重要なのは、「部分承認」のアプローチだ。
一字全体が完璧でなくても、「この竹冠の形がすごく上手!」「トメがしっかりできているね」と、正しく書けたパーツを具体的に褒める。間違いを指摘する際は「ここをもう少し伸ばすと、もっと格好いい字になるよ」といったポジティブなフィードバックに変換することが、2年生の伸び盛りな自尊心を育むコツだ。