日本中を揺るがす事態が起きたのは2004年3月4日のことでした。東京都内で帰宅途中の女性を狙った強制わいせつ・強姦致傷の疑いで、ナオキ(当時25歳、赤松直樹)が警視庁に逮捕されたのです。警察の捜査が進むにつれ、同様の手口による複数の余罪が次々と明らかになり、世間に底知れぬ恐怖と憤りを与えました。
この凶行を受け、レコード会社は即座に関連CDや映像作品の回収・出荷停止を決定。予定されていた全国ツアーも全公演中止となりました。何より、共に夢を追いかけてきたメンバーやファンを裏切った代償は計り知れず、逮捕からわずか数日後の2004年3月8日、ヒステリックブルーは正式に解散を発表しました。才能ある若手バンドの未来は、リーダー格であったギタリスト自らの手によって完全に断ち切られる結果となったのです。