秋のプロ野球ドラフト会議で新たな才能が指名されるたび、既存の誰かが押し出される。ドラフト上位ルーキーや大物フリーエージェント(FA)の獲得、強力な外国人選手の補強は、チーム力強化の裏でロースターの空き枠を容赦なく奪い去る。
ファンはDAZNやパーソル パ・リーグTVを通じて華やかなプレーに熱狂するが、中継画面に映らないグラウンドの外では、常に生存をかけた椅子取りゲームが繰り広げられている。支配下枠70名を巡る争いは、ドラフトの指名順位や過去の実績など一切関係ない。今、この瞬間にチームの勝利へ貢献できるかどうか、その一点のみで価値が測られる。