インバウンド観光の現場でも、この現象は熱い視線を浴びている。欧米やアジアからの旅行者にとって、日本の街頭にある仕掛け時計は「Edo-Karakuri(江戸カラクリ)」のDNAを継ぐ唯一無二のストリートアートと映る。
愛媛県・道後温泉の「坊っちゃんカラクリ時計」や、名古屋・大須観音の「からくり人形」の前には、毎正時になるとカメラを構えた外国人観光客の黒山の人だかりができる。海外の travel インフルエンサーたちが「日本の街角に潜むハイテク・アンティーク」として紹介した動画は数百万回再生を記録。巨大テーマパークにはない、街の歴史と組み合わさったディープな体験として「からくり時計巡礼」を旅の目的に掲げる外国人が増え続けている。