今回発表された作品『残響の街』(仮題)は、近未来の東京を舞台にした心理サスペンスだ。監督を務めるのは、ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した新鋭クリエイター。極限状態の密室で繰り広げられる二人の対話劇が物語の骨組みとなっており、CGや派手なアクションに頼らない、極限まで削ぎ落とされた演技合戦が予告されている。
制作陣によれば、劇中の音楽制作にも星野が一部関わっており、二階堂が劇中で魅せる繊細な感情の揺れに音を重ねていくという実験的なアプローチが採られている。スクリーン上で言葉と音が溶け合うような表現は、これまでの邦画にはなかった緊張感を生み出している。