この世界的な熱狂を決定づけたのが、世界的人気レースゲームシリーズ『Need for Speed (2015)』への抜擢だった。諸星伸一氏はゲーム内の実写カットシーンにおいて、ストリートの「アウトロー」を象徴するレジェンドアイコンとして本人役で出演。ピンクに輝くディアブロSVとともに世界中のゲーマーのスクリーンに君臨した。
現実のストリートで生まれた異端のスタイルが、世界規模のデジタルエンターテインメントへと逆輸入され、グローバルなカーカルチャーの教科書となった瞬間だ。ゲームをプレイして育った若い世代にとって、諸星一家のマシンはもはや異端ではなく、最もクールな「憧れの原点」として記憶されている。