事件発生当時、現場周辺にいたオフィスワーカーや飲食店関係者の証言からは、現場の緊迫感と情報の非対称性が浮き彫りになっています。
「13時過ぎ、赤坂通り方面から急にサイレンが鳴り響き、覆面パトカーを含む5台以上が一気に集まってきた。警察官が『下がってください!』と叫びながらテープを張っていたので、何が起きたのかと足がすくんだ」(近隣オフィス勤務・30代男性)
「飲食店の前で男性数人が大声で言い争っており、その直後に警察がなだれ込んできて制圧した。銃声のような音は一切聞こえなかったが、パトカーの数があまりに多くて驚いた」(近隣カフェ店員・20代女性)
一方で、X(旧Twitter)を中心とするネットの反応では、「赤坂で発砲事件か」「無差別切りつけが発生」といった根拠のないキーワードが一時トレンド入りしました。緊迫したパトカーの写真や動画だけが切り取られて拡散された結果、現場の事実関係とネット上の噂との間に大きな乖離が生じた典型例といえます。