得点力の底上げを狙ううえで、最大の焦点となっているのが新外国人選手補強だ。昨シーズン、勝負所での一本に泣いた試合が少なくなかったジャイアンツにとって、クリーンアップを任せられる大砲の確保は最優先課題とされていた。
球団のスカウト陣はメジャーリーグの移籍市場や3Aのデータを精査し、日本野球の適応力に優れた大物スラッガーの獲得に向けて熾烈な争奪戦を展開している。単に打率や本塁打数だけでなく、日本の変化球に対するスイング軌道や選球眼、さらにはチームへの順応性まで徹底的に分析された。この綿密なスカウティングに基づく補強が成功すれば、打線の破壊力は格段に跳ね上がるはずだ。