日本のファストフード文化を語る上で、日本マクドナルドの創業者・藤田田氏の存在を外すことはできない。アメリカ生まれのハンバーガーをそのまま持ち込むのではなく、醤油や照り焼きといった和風の味付けを融合させた「てりやきマックバーガー」の誕生は、当時の外食産業に革命を起こした。
その伝統と遺伝子を受け継ぎ、磨き上げられてきたのが、このボリューミーなチキン版だ。甘辛いタレとマヨネーズのコクが合わさった味付けは、まさに日本人のDNAに深く刻まれた「郷愁と中毒性」を刺激する。時代が移り変わっても色褪せないヒットの根底には、徹底した日本人好みの味覚追求があったのだ。