古くからのイメージや断片的な情報によって、現代の利用者が抱きがちな誤解がいくつか存在します。現場のリアルを知ることで、鑑賞時のミスマッチを未然に防ぐことができます。
誤解1:「女性専用の劇場であり、男性は浮いてしまう」
「女性向けロードショー館」という開館時のキャッチコピーが強烈だったため、「男性一人で行くと気まずいのではないか」と躊躇する声が今でもネットの質問サイトで見受けられます。しかし現在の観客構成比は、作品にもよるものの男性客が3〜4割程度を占めており全く不自然ではありません。一人で静かに文芸作品を鑑賞する男性シネフィルも日常的に見られるため、性別を気にして敬遠する必要は皆無です。
誤解2:「昔ながらの映画館だから完全な自由席で早い者勝ち」
かつて整理券を求めて長蛇の列を作った時代の印象が残っている年配層を中心に、「早く並ばないと良い席が取れない」と誤解されているケースがあります。前述の通り、現在はシステム刷新により完全指定席制へと移行しています。上映開始の10分前に劇場に到着すれば、指定した席で確実に鑑賞可能です(※ロビーの混雑を考慮すると15分前の到着が理想的です)。