「黒髪だと垢抜けない」「くせ毛のせいで毎朝髪が広がる」という声は、SNSや知恵袋などでも最も多く寄せられる悩みです。しかし、都内主要サロンのジュニアスタイリストへの取材では、これらは「カットの重心位置」で十分にカバーできることが判明しています。
うねりや広がりを無理にストレートに伸ばそうとすると、湿気や汗で崩れやすくなります。そこで有効なのが、くせ毛を活かすヘアカットです。毛先に適度なグラデーションを入れて自然な内巻きになりやすくし、広がりやすいハチ回りのボリュームを内側から間引くことで、ブローをしなくてもまとまりやすいシルエットが完成します。
また、黒髪ストレート似合わせの決定打となるのは「毛先の質感調整」です。毛先をパツンと一直線に切り揃えすぎるとヘルメットのような重たい印象になりがちですが、毛先にわずかなチョップカット(縦ハサミ)を入れることで、光を透かす軽やかな動きが生まれます。