SNSや口コミサイト上で度々話題にのぼるのが、「熱海海浜公園は熱海海上花火大会の隠れた穴場スポットである」という説です。現地取材班が地形と視界を検証したところ、この評判には確かな根拠がある一方で、事前の誤解を解いておくべきポイントも判明しました。
熱海海上花火大会の打ち上げ場所は、熱海湾(熱海港防波堤周辺)です。熱海海浜公園はまさにその打ち上げ地点のすぐ南側に位置しているため、花火が視界いっぱいに広がり、大迫力の重低音が体に直接響くという絶大な臨場感を誇ります。サンビーチ周辺のように砂浜に足を取られることもなく、舗装された歩道や広場からゆったりと観覧できる点は大きなアドバンテージです。
ただし、「穴場だから誰もおらずガラガラ」というネットの言説は過度な期待と言わざるを得ません。近年はSNSでの情報拡散により、地元住民だけでなく観光客の認知度も上昇しています。花火開始の1時間前には見通しの良いポジションが埋まるため、レジャーシートを広げて快適に鑑賞したい場合は、打ち上げ開始の90分〜2時間前には現地入りしておくのが確実です。また、防波堤の一部や係留施設が視界を遮るスポットもあるため、明るいうちに視界を現地確認しておくことが失敗を防ぐ鍵となります。