InstagramやTikTokのタイムラインを流し読みしている時、ふと手が止まる。草川栞の投稿には、そんな強烈なフックがある。構図、光の当たり方、表情の作り込み。そのどれもが計算し尽くされているようでいて、どこか偶然の美しさを切り取ったかのような余白を残す。
SNS時代のインフルエンサーはごまんといる。だが、彼女のSNS運用は単なる自撮りアピールにとどまらない。セルフプロデュースの意識が極めて高いのだ。ファンが何を求め、どういう角度で自分を切り取れば物語が生まれるかを熟知している。スマートフォンの画面越しであっても伝わるその空気感が、若者層を中心に爆発的なフォロワー増をもたらした。