日本国内における本格的なショコラブームの黎明期から、カカオの可能性を追求し続けてきた三枝俊介ショコラティエ。彼が2004年にオープンした「ショコラティエ パレ ド オール」は、フランス語で「金の円盤(Palet d'Or)」を意味する伝統菓子に敬意を払いながらも、常に独自の革新を取り入れてきました。
山梨県・清里高原にカカオ豆の焙煎から搾油までを一貫して行う工房「アルチザン パレドオール」を構え、自家製クーベルチュールを用いたショコラ作りを実践しています。市販の加工チョコレートを使うパティスリーとは一線を画し、豆本来の酸味、苦味、フルーティーな香りを自在にコントロールできる点が、他店には真似できない唯一無二の味わいを生み出す根源です。
店頭に並ぶボンボンショコラは、まさにその技術の結晶と言えます。カカオの純粋な力強さを伝えるクラシックなガナッシュから、日本酒の銘酒「獺祭」と掛け合わせた革新的なショコラ、さらには乳酸菌を配合した健康志向のアイテムまで、カカオを多角的に表現するアプローチが幅広い層の心を掴んで離しません。