ネット上には「金のつぶ たまご醤油たれが売ってない」「販売休止になったのでは?」という憶測が定期的に流れます。しかし、メーカーから販売休止や生産終了が発表された事実はありません。
なぜ品薄の噂が立つのか。最大の理由は、スーパーマーケットの棚割り改編期(春・秋)における一時的な欠品や、テレビ番組で「ご飯のお供」として取り上げられた直後の局所的な買い占めです。さらに、西日本と東日本で取り扱うパッケージ規格(小粒大豆の産地や3個パックの流通量)がわずかに異なるため、引っ越し先で見つけられず「消えた」と勘違いするケースが多発しています。
また、熱心なファンから長年寄せられている「このたれだけをボトルで単体販売してほしい」という要望について、ミツカンお客様相談室の公式スタンスとしては「現在のところ、たれのみの市販化は行っていない」というのが回答です。品質保持のための脱酸素充填技術や、納豆の水分量と合わさることで最高の塩梅になるよう設計されているため、単体調味料としての切り売りはハードルが高いと推測されます。どうしてもあの味を再現したい場合は、めんつゆに卵黄パウダーやマヨネーズを微量加え、みりんで甘みを補うレシピが自作派の間で共有されています。
もう一つの進化点として見逃せないのが、フィルムを剥がすストレスを解消した「パキッとたれ」の機構です。蓋を半分に折り曲げるだけで、手を一切汚さずにたれを中央に注ぎ込める開け方は、朝の小さなストレスをゼロにしました。開ける際は、両手で四隅を支え、蓋の山折り線を真上から垂直に押し込むのが飛び散らせないコツです。