インターネット上の口コミやSNSでの評判を精査すると、「加入したが何の連絡も来ない」「会費の無駄遣いだった」という否定的な声が一部で見受けられます。しかし、現場の取材を重ねると、この不満の背景には商工会議所の組織構造に対する誤解が存在することが分かります。
商工会議所は「自動的に仕事を斡旋してくれる営業代行業者」ではありません。会員数が数千社規模に及ぶため、担当指導員がすべての事業所に日常的に営業電話をかけてくるわけではないのです。自ら「補助金を申請したい」「融資の相談に乗ってほしい」「販路開拓のイベントに出たい」と能動的に窓口へアプローチした事業者ほど、公的リソースを余すところなく引き出し、投じた会費の何十倍もの経済効果を得ているのが現場の真実です。