「羽田を出発したものの、松山空港上空で何度も旋回した末に高松へダイバートされた」「ライブカメラで見ていたら、滑走路直前で急上昇していった」――SNSや航空コミュニティには、悪天候時の緊迫した体験談が多数寄せられています。現地観測者の証言と運航記録を照らし合わせると、現場ではパイロットと航空管制官による極限の安全確認が行われている実態が浮かび上がります。
特に注目すべきは、松山空港フライトレーダー24とライブ映像を同時にモニタリングする手法です。伊予灘上空や佐田岬半島付近で到着機が楕円を描いて旋回(ホールディング)を始めた場合、それは「着陸最低条件の回復を待っている」明確なサインです。そしてライブカメラに視線を移すと、滑走路上が白い霧に包まれ、誘導路灯だけがおぼろげに点滅している光景が映し出されます。
ある航空ファンの記録によると、「ライブカメラ越しに着陸灯の光が雲間から見えた瞬間、再びエンジン音が轟いて高度を上げていった」という生々しい着陸復行(ゴーアラウンド)の瞬間が捉えられたこともあります。機長はCAT-I基準の決心高度に達した際、滑走路標識や進入灯を確実に視認できなければ、躊躇なく着陸を断念します。この一連の松山空港飛行機離着陸状況を動的に追跡することで、公式発表が「条件付き運航」から「目的地変更(ダイバート)」へと切り替わるタイミングを、一般の乗客でも数分から数十分早く予測できるのです。