音楽ファンにとって最大の注目点は、メインホールの音響設備の刷新だろう。最新の立体音響システム「イマーシブ・オーディオ」が導入され、どの席に座ってもアーティストが目の前で演奏しているかのような臨場感を味わえるようになった。これにより、クラシックコンサートからエレクトロニックミュージックのライブ、さらには演劇まで、あらゆるジャンルの表現に対応可能となった。
「これまでは名古屋まで足を運ばなければ聴けなかったレベルの音が、ここで体験できる」。そう語る地元の音楽関係者の言葉通り、すでに国内外の高名なアーティストによる公演スケジュールが年末まで埋まっている。地方にいながらにして世界水準の芸術に触れられる機会は、地域の教育的観点からも極めて価値が高い。