授業のチャイムが鳴ると、教室は一気に熱気に包まれる。うどん学校の最大の特徴は、粉を練り、生地を足で踏むプロセスにある。ここで流れるのは、アップテンポな音楽だ。
「はい、イチ、ニ、サン、シ!」という講師の威勢の良い掛け声に合わせ、参加者たちはタンバリンを叩きながら生地を踏みしめる。一見するとただのレクリエーションだが、実はこれがコシの強い讃岐うどんを作るために最も重要な「鍛え」の工程なのだ。体重を均等にかけ、生地に気泡を入れずに練り上げるための合理的なシステムが、ダンスというエンタメに昇華されている。