カンヌ国際映画祭でのプレミア上映後、スタンディングオベーションは10分間も続いた。本作で彼が演じたのは、過去のトラウマに囚われながらも、冷酷な復讐に身を投じる天才ピアニストだ。鍵盤を叩く指先の震え、光を失った瞳。セリフに頼らず、肉体そのもので感情を語る彼の芝居は、観客の息をのませた。監督を務めた新進気鋭のフランス人監督も、「リクは言葉の壁を軽々と越えた。彼の目には、言葉以上の情報が詰まっている」と絶賛を惜しまない。
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