関節の分類を丸暗記しようとすると、試験の緊張下で必ず混同が生じます。最も効率的かつ忘れにくい覚え方は、「自由度(運動軸の数)」ごとにグループ分けした上で語呂合わせを適用する手法です。
可動関節(滑膜性関節)は、関節頭と関節窩の形状によって動かせる方向(軸の数)が決まっています。まずは以下の全体像を押さえましょう。
- 1軸性関節(自由度1:屈曲・伸展、または回旋のみ):蝶番関節、車軸関節
- 2軸性関節(自由度2:屈曲・伸展+内転・外転など):楕円(顆状)関節、鞍関節
- 多軸性関節(自由度3以上:あらゆる方向へ可動):球関節(臼状関節)、平面関節、半関節
この分類体系を前提に、試験で頻出する代表部位を確実に仕留めるための最強語呂合わせを紹介します。
① 1軸性関節の語呂合わせ:
「一緒に長男がワンシャク、借金して正座で上等な回線つなぐ」
(解説:1軸性=蝶番関節[腕尺関節・指節間関節(IP)]/車軸関節[正中環軸関節・上橈尺関節・下橈尺関節]=回旋運動)
② 2軸性関節の語呂合わせ:
「ふたりのアンちゃん、母さんのCM見て楕円の橈骨手根へGO」
(解説:2軸性=鞍関節[母指CM関節]/楕円関節[橈骨手根関節・顎関節])
③ 多軸性関節の語呂合わせ:
「多くの急患、肩と股の平和な船長が救う」
(解説:多軸性=球関節[肩関節・股関節(臼状関節)]/平面関節[仙腸関節・椎間関節・手根間関節])