赤坂プチエンジェル事件の真相|顧客名簿と不可解な死の闇を徹底追跡

赤坂プチエンジェル事件の真相|顧客名簿と不可解な死の闇を徹底追跡

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事件の発端は2003年7月13日、渋谷のセンター街付近で起きました。「モデルの撮影がある」「ゲームやお小遣いをあげる」などと甘言を弄され、見知らぬ29歳の無職男性について行った女子児童4名が忽然と姿を消したのです。失踪した女児はいずれも当時11歳から12歳の小学6年生でした。

男性が少女たちを連れ込んだのは、東京都港区赤坂にあった高級ウィークリーマンションの一室でした。室内で女児たちは目隠しをされ、手錠や結束バンドで身体を拘束された状態で監禁状態に置かれました。外部との連絡を一切遮断された恐怖の密室劇は、突如として別の形で破局を迎えます。

7月16日、部屋のユニットバス内で男が練炭自殺を図り、一酸化炭素中毒で死亡しました。取り残された少女たちは、男が動かなくなった隙を見計らって自力で拘束を緩め、翌7月17日にマンションのインターホン越しに助けを求めるなどして警察に無事保護されました。身体的な外傷や衰弱は見られたものの、命に別状はありませんでした。

捜査関係者の証言や当時の警視庁少年事件課の発表によれば、この男は「プチエンジェル」と称する無店舗型のアダルト・デートクラブを主宰し、女子高生や未成年者を用いた売春周旋を組織的に行っていたとされます。しかし、首謀者である男本人が現場で死亡していたため、動機や背後関係の全容解明は初動段階から大きな壁に突き当たることになりました。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。