ネット上の口コミ評価や地元競技者のリアルな証言を突き合わせると、パンフレットや行政広報だけでは伝わらない施設の「長所」と「短所」が鮮明に浮かび上がります。
肯定的な評価として圧倒的に多いのは、施設の清潔感とアリーナ床面の良好なコンディションです。築年数は経過しているものの、定期的なワックス塗布や保守管理が行き届いており、「バドミントンやバレーボールでの踏み込み時に滑りにくく、怪我のリスクが低い」「天井が高く視界が抜けるため開放感がある」といった選手目線の好意的な意見が目立ちます。また、個人利用が中心となるトレーニング室に関しても、「フリーウェイトからランニングマシンまで必要最小限が揃っており、混雑しにくい時間帯を選べば静かに集中できる」と、コストパフォーマンスの高さを称賛する声が集まっています。
その一方で、辛口な指摘として散見されるのがアクセス面と周辺インフラの課題です。車でのアクセスを前提とした立地であるため、JR杵築駅などの公共交通機関から徒歩で向かうのは現実的ではありません。路線バスの本数も限られており、遠方から電車で参加するメンバーがいる団体では、駅からの乗り合いタクシーや送迎車の配備が必須となります。
さらに、敷地内の駐車場は通常利用であれば100台以上を収容できるため十分なキャパシティを誇りますが、複数校が集まる学生の交歓試合や市民イベントが重なった際には午前中の早い段階で満車となります。近隣にコインパーキング等の代替駐車場が存在しないため、大規模大会の開催当日は路上待機や駐車トラブルが発生しやすいという現場特有の苦言も寄せられています。