ネット上の掲示板やSNS上では、コンビニでの着払い手続きを巡るさまざまなトラブルや疑問の声が散見されます。現場のコンビニ店員や発送経験者の証言を検証すると、手書き伝票ならではの予期せぬトラブルが浮かび上がってきます。
最も多いのは、「深夜帯にレジで着払い伝票を求めたところ、在庫切れを理由に断られた」というケースです。コンビニの各店舗に配備される伝票束は月ごとの割り当てがあり、フリマ発送の需要が集中する週末や月下旬には一時的に欠品を起こす店舗が存在します。24時間営業であっても、伝票の常備が100%保証されているわけではない点に注意が必要です。
また、CtoC取引(ネットオークションやフリマアプリ)におけるトラブルも顕著です。「着払いで送る合意ができていたはずなのに、受取人が『送料が高すぎる』と主張して受取を拒否した」という体験談は後を絶ちません。受取人が支払いを拒絶した場合、ヤマト運輸の約款に基づき、荷物は発送元へ返送され、往復の正規運賃が差出人に請求されます。相手方へ事前に「サイズ(60〜160サイズ)」「発送地と受取地の地域間運賃」を伝達し、金銭的合意を文書で残しておくことが自己防衛の必須条件となります。