安治川部屋の場所は、東京都江東区毛利1丁目に位置しています。東京メトロ半蔵門線および都営新宿線が乗り入れる住吉駅から徒歩約5分、JR総武線の錦糸町駅からも徒歩圏内という、下町の利便性と伝統が交差する好立地です。
2023年4月に土俵開きを迎えた新部屋は、従来の相撲部屋のイメージを大きく覆す設備で話題を集めました。鉄骨造の近代的な建物内には、親方の強いこだわりが随所に反映されています。
特筆すべきは、土俵周りに設置された高精細カメラと大型モニターです。稽古直後に自らの立ち合いの角度や足の運びを映像でスロー再生し、親方と力士がその場で視覚的に確認しながら修正点を話し合うという、プロ野球やJリーグさながらのIT・映像フィードバックシステムが導入されています。
さらに、怪我に泣かされた親方自身の教訓から、超音波治療器やアイシング設備、専用のコンディショニングスペースを完備。単に土俵でぶつかり合うだけでなく、科学的なリカバリーを取り入れることで、力士寿命を延ばすための環境が整えられています。