結論から明かすと、奥田民生はソロ名義およびユニコーンとしてNHK紅白歌合戦に正式な出場歌手(白組)として選出・出場した記録はありません。昭和から平成、令和へと続くバンドブームやJ-POP全盛期を牽引してきたキャリアを考えると、この事実は意外に感じられるかもしれません。
ユニコーンは1980年代後半から1990年代初頭にかけて社会現象的な人気を獲得し、2009年の再結成以降も第一線で活躍しています。また、ソロとしても1994年の『愛のために』がミリオンセラーを記録するなど、ヒットチャートの頂点を幾度となく極めてきました。しかし、いずれの絶頂期においても紅白の出場歌手リストにその名が載ることはありませんでした。
音楽ファンの間では「昔、一度くらい出ていなかったか?」という記憶違いが散見されますが、これは後述するプロデュースアーティストの応援ゲストとしての登場や、他のNHK音楽番組での印象的なパフォーマンスが記憶の中で混ざり合っているケースがほとんどです。