ネット上には「キャラクターの権利関係でトラブルがあった」「すでに除籍された」といった憶測が散見されますが、これらは明白な誤解です。公式発表資料や現場の営業ツールを確認すれば、彼が現在もミスタードーナツの正統なシンボルであることが証明されます。
現在でも、店頭で提供されるキッズセットのオリジナル紙袋やドリンクカップ、ペーパーナプキンには、ポン・デ・ライオンの愛らしいイラストがしっかりと印刷されています。また、大阪府吹田市にある「ダスキンミュージアム(ミスドミュージアム)」では、等身大モニュメントや歴代の歴史を伝える展示エリアのセンターを陣取っており、ファンを出迎える象徴としての地位を微塵も失っていません。
さらに、公式Webサイトのブランドコンテンツには「ポン・デ・ライオンの仲間たち」の紹介ページが現在も残されています。フレンチクルーラーをモチーフにした羊の「フレンチウーラー」や、エンゼルクリームの「エンゼルダックス」、オールドファッションの「オールドチョッパー」など、個性豊かな全12体の仲間たちが生き生きと描かれています。
かつて放映されたテレビCMにおいて、ポン・デ・ライオンの独特で愛らしい声を担当していたのは、実力派声優の高木礼子氏です。セリフこそ多くないものの、自らのたてがみであるポン・デ・リングを外して食べては再び尻尾から生えてくるというシュールかつコミカルなアニメーションと、高木氏による感情豊かな発声は、当時の子どもから大人までを虜にしました。あの唯一無二の表現力があったからこそ、何年経ってもファンの脳裏から離れない存在となっているのです。