お風呂でスマホを使う危険性とは?防水の罠と結露故障の真相

お風呂でスマホを使う危険性とは?防水の罠と結露故障の真相

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スマートフォンの故障以上に恐ろしいのが、人体への直接的な危害です。「長風呂をしながら動画を見たいから」と、脱衣所のコンセントから延長コードを引っ張って浴室内で充電する行為は、生命を落とす危険に直結する絶対禁忌です。

日本国内および海外において、充電ケーブルを接続したスマートフォンを湯船に落としたことによる感電死亡事故が複数報告されています。一般的なACアダプターから供給される電圧(5V〜20V程度)であっても、濡れた皮膚は電気抵抗が通常の数百分の一まで激減します。さらに、給電元のコンセントやACアダプター部分に水しぶきがかかった場合、家庭用電源の100V〜240Vという高圧電流が水中を通じて全身を駆け巡り、心室細動(心停止)を引き起こす決定打となります。

「モバイルバッテリーなら安全ではないか」という声もありますが、これも大きな間違いです。高湿度下でのリチウムイオンバッテリーの使用・充電は、端子部分のショートによる発火や破裂、有毒ガスの発生を招くため、いかなる電源であっても浴室内での通電・充電は厳禁です。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。