エビデンスって何?意味や証拠との違い・ビジネスでの使い方を徹底解説

エビデンスって何?意味や証拠との違い・ビジネスでの使い方を徹底解説

エビデンスって何?意味や証拠との違い・ビジネスでの使い方を徹底解説についての疑問解決ガイドを徹底解説します。

エビデンスという単語は、業界や専門領域によって期待される「厳密さ」と「対象物」が大きく異なります。代表的な主要4業界での使われ方と基準を下表にまとめました。

対象業界・分野具体的に指す対象・データ求められる基準・厳密性実務上の主な目的一般的なビジネス・営業商談議事録、メール履歴、見積書、市場シェア調査データ社内承認や取引先との合意形成に耐えうる客観性契約トラブルの予防および企画の説得力向上医療・看護・ヘルスケアランダム化比較試験(RCT)、査読付き論文、臨床試験データ極めて厳格(システマティックレビューを頂点とするレベル分類)EBM(根拠に基づく医療)の確立と患者の安全性確保IT・システム開発テスト結果のキャプチャ画像、実行ログ、サーバー負荷試験データ要件定義書通りの動作が再現できる完全な証跡システム検収時の納品証明とバグ発生時の原因究明マーケティング・広告A/Bテスト結果、アクセス解析数値、ユーザーアンケート回答統計的有意差が認められるサンプルサイズ(母数)の確保ROI(投資対効果)の検証と施策の最適化

特に医療・看護の領域では、直感や経験則だけに頼らず科学的裏付けに基づいて治療方針を決定する「エビデンスベースト・メディシン(EBM)」が国際標準として定着しています。研究デザインの質に応じてピラミッド型に強さを判定する「エビデンスレベル」が存在し、人の健康や生命に直結する分野ほど客観性の審査基準が極限まで高められています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。