彬子女王の精神的な原点には、2012年に薨去された父・寛仁親王(ともひとしんのう)の存在があります。「ヒゲの殿下」として国民から親しまれた寛仁親王は、彬子女王にとって厳しくも温かい人生の師匠でした。『赤と青のガウン』の中でも、父からの手紙や教えが随所に描かれており、親子の深い精神的絆が伝わってきます。
母である信子さま(寛仁親王妃信子殿下)も、料理や食文化に関する著書を出版されるなど多方面で活躍されており、文化的な造詣の深さは母娘に共通する強みです。
また、妹の瑶子(ようこ)女王は、日本ユニバーサルサウンドデザイン協会の名誉総裁を務めるなど、福祉や国際親善の分野で独自の役割を果たされています。三笠宮家の伝統と気風を受け継ぎながら、姉妹それぞれが個性を発揮して皇室の公務を支えています。